断熱材について
2020.9.8
こんにちは!
設計部の中村です。
最近お客様から断熱性能についての要望が増えてきたことを受け、
今日は断熱材の種類についてお話します。
まずは一般的に使われているこちらのグラスウールからです。
■グラスウール
・価格が安い
・燃えにくい
・経年劣化があまりない
・体に優しい
・水に弱い
・施工に精度が必要
続いてはグラスウールよりも断熱性能がアップした硬質ウレタンフォームについてです。
硬質ウレタンフォームは専用の機械を使って吹付ていき柱かんに隙間ができないように施工していきます。
■硬質ウレタンフォーム
・断熱性能が高い
・気密性を取りやすい
・水・湿気に強い
・価格が高い
・熱に弱い
最後に断熱性能に非常に優れたセルロースについてです。
断熱性能だけでなく、遮音性能もあります。こちらもは専用の機械で袋状のものの中に詰めていきテープで挿入口を
封をして施工します。
■セルロース
・高い断熱効果により、夏は涼しく冬は暖かい家を実現する
・地球や人に優しいエコロジー資源である
・湿気を吸うので快適な温度をキープできる
・結露やカビを予防でき、家が腐ることを防ぐ
・シロアリやゴキブリといった害虫予防ができる
・高い防音性能で静かな家を実現できる
・高い防火性能で火事に強い
・天然繊維(パルプ)で出来た断熱材で新聞紙をリサイクルして作っているので、住む人と地球環境に優しい
・普通の断熱材(グラスウール等)に比べてコストがかかる
・施工時に専用機械と資格を持った専門職人が必要
・パンパンに詰めるので、ボードが膨らんでしまう
・長期的には沈下して上部に隙間ができてしまう
断熱材を少し変えてみるだけでも部屋の暖かさは変わります。
他にも色々な断熱材がありますので、興味のある方下記よりお問い合わせください。