天井の高さ
2020.1.9
設計部の中谷です。
高さシリーズ第二弾はお部屋の「天井」の高さについてです。
扉の高さのお話で近年の一般的な天井高さは2m40cmと書かせて頂きましたが全室同じ高さでないと
いけないのでしょうか!?
もちろん同じでなくても構いません!構造的に成り立たない高低差もありますが、基準の天井高さより
下げる方向には実用性を失わない程度で好きな高さまで下げる事は可能です。
例えばホテルの廊下の天井ですが低いなぁと感じられたことはありませんか・・・?
これは標準天井高さのお部屋に入った時にそのギャップで高さ方向への解放感を感じさせる為の手法です。
他にはトイレなど床面積が狭い空間の天井も天井を低めにすると逆に壁の圧迫感が緩和されます!
広さと高さのバランスで「解放感」や「落ち付き感」を演出することが可能なので、一度天井の高さに
注目して頂くと実感頂けると思います。
この記事を書いた人
中谷 友哉 建築士
お家作りには様々なファクターがあり多種多様な材料があります。適材適所、それぞれに最適なディティールや間取りをご提案し共有したイメージをカタチにするお手伝いをさせて頂きます。
お施主様と「イメージの共有が出来た時」、私が住宅の設計・プランニングをしていて充実感や楽しさを味わえる瞬間です!
リフォーム・リノベーションに長年携わり、新築住宅の設計へと世界を広げながら培ってきた知識や現場での経験を活かして、お施主様の大切な家づくりを楽しんで頂けるようにアイデアや 知識を蓄えてお待ちしております。