建具の高さ
2019.12.12
設計部の中谷です。
平面的な空間と空間をつなぐものに「扉」や「開口」がありますが壁を切り取る
ように設置されるこの扉一つで印象がガラリと変わります。
昔のお家は扉の高さがおおよそ1800㎜前後が一般的でした。
今は2m弱が一般的です。天井高さは2.4mが一般的ではないでしょうか。
となると約40cmの垂れ壁が出来る事になります。この垂れ壁があると無いとで
空間の繋がり方の感じ方が変わります。垂れ壁がないということは扉を開けておくと
天井と床がひとつながりになるのでスッキリと壁が切り取られて視覚的に邪魔なものが
なくなります。
となると解放感や一体感を感じる、感じて頂きたいと考えたプランには
もってこいです!場所によって扉は開け放った時の見え方も空間を印象付ける大切な
要素になるので各メーカーから出ているハイドアなども一度見てみてはいかがでしょうか!?
この記事を書いた人
中谷 友哉 建築士
お家作りには様々なファクターがあり多種多様な材料があります。適材適所、それぞれに最適なディティールや間取りをご提案し共有したイメージをカタチにするお手伝いをさせて頂きます。
お施主様と「イメージの共有が出来た時」、私が住宅の設計・プランニングをしていて充実感や楽しさを味わえる瞬間です!
リフォーム・リノベーションに長年携わり、新築住宅の設計へと世界を広げながら培ってきた知識や現場での経験を活かして、お施主様の大切な家づくりを楽しんで頂けるようにアイデアや 知識を蓄えてお待ちしております。