インダストリアルにまとめたマンションリノベーション
2024.11.25
リフォーム・リノベ
躯体現しをした天井が印象的なインダストリアルな空間にリノベーション。テーマカラーをブラックとグレーに絞り、床にはオーク色を採用することでまとまりががありつつも暗くなりすぎない空間づくりを行なっています。
剥き出しのコンクリートの質感や天井を這う配管がインダストリアルな雰囲気を演出しています。
限られたキッチンスペースを有効活用するため、キッチンをT型に配置しゆったりと使えるよう計画しました。お手入れのしやすさも考慮し、キッチンの床はフロアタイルを採用しています。
照明はtoolboxの「硝子の吊照明」を採用。荒い質感の天井と相性抜群です。
収納の下はルンバが通れるよう20cmほどスペースをとりました。収納内にはルンバ基地を設計しています。
リビングダイニングソファを採用することでくつろげる空間・食事の空間を限られたスペースでコンパクトにまとめることができました。
LDKに隣接するウォークインクローゼットはガラスを使うことで空間を広く感じられるよう計画しました。
腰壁のレンガは名古屋モザイクの「ブロードウェイ」を採用。1枚1枚異なる色調と表情は空間のデザインを一気に引き上げてくれる存在感です。
リビング扉は隣接するガラス窓に合わせることで、窓と一体のデザインに見えるよう計画。より一層空間の広がりを感じられます。
なるべくたくさんの服をかけたいという要望からウォークインクローゼットを広く取り、可動枕棚を多数配置。壁ではなく3本の柱に取り付けることで圧迫感をなくしました。壁の有孔ボードはカバンや帽子の収納に。
洗面台を母・娘の2人で使えるようにしたいというご要望から、洗面所を廊下に配置することで広い造作洗面の設置を可能にしました。
洋室は他空間とイメージを変え、くつろぎやすいナチュラルなテイストにまとめています。